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サムスン、前面カメラがディスプレイに埋め込まれた試作スマホをテスト中? 2020年の新製品に採用の可能性

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スマートフォン業界で主流となりつつあるベゼルレスデザイン。そのために各社が様々な技術を導入しているなかで、韓国サムスンが新たなアプローチを取っているとの噂が伝えられています。


今回の情報はサムスン製スマートフォン情報のリークで有名なSamsungMobile.NewsがTwitterで報じたものです。それによると、前面カメラがディスプレイの下に埋め込まれるとのこと。

情報源の話では、その技術を使ったごく少数の試作機が作られているとか。この要素を実装したスマートフォンは、少なくとも2020年までは登場しないと述べられています。

スマートフォンでベゼルレスを実現するためには「前面カメラをどこに収納するか」が課題の1つとなります。今のところ、画面上部のベゼルやノッチ内に配置するというのが主なソリューション、また本体上部から飛び出すといった製品もあります。

これまでサムスンは特許は出願しながらも、ノッチ付きスマートフォンを発売していません。今回ディスプレイの下にカメラを埋め込んだ試作機は、そうした「ノッチなしのベゼルレス」を目指していることが推測できます。

実際、サムスンがディスプレイ埋込み型のカメラと指紋認証センサーの特許を出願していることはWIPO(世界知的所有権機関)が公開した文書により明らかとなっています。提出されたコンセプト画像では、ディスプレイにカメラとセンサー用に穴を開けた独特のデザインが確認できます。

Samsung

このうち、ディスプレイ指紋認証については、サムスンが今後投入するであろう新型スマートフォン「Galaxy S10」などに搭載されるとの予測が報じられていました。こちらは2019年の新製品で採用されると思われます。

一方のディスプレイ埋込み型のカメラについては「早くても2020年」とされており、スマートフォン情報サイトPhoneArenaは、最も早くて「Galaxy S11」に搭載される可能性があり、その時点で品質に問題があった場合は、翌年の「Galaxy S12」に先送りになると予想しています。

iPhone XやEssential Phoneから始まり、またたく間にスマートフォン業界に広まったノッチ。そろそろ馴染まれてきた一方で、やはり抵抗を覚えるとの声も聞こえてきます。サムスンがアップルのiPhoneと差別化を図るうえでも、ディスプレイ埋込み型の前面カメラは切り札の1つとなるのかもしれません。
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