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au新スマホ、LG itの背面カバー交換に注目。海外オリジナル機とも比較してみた

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本日発表になったKDDIの2018年冬モデル。その中で筆者が気になった製品が「LG it LGV36」です。

機能はベーシックなところに絞りながらも、スマートフォンに詳しくない人が簡単に使い始められるガイド機能を搭載するなど、ただの低価格モデルではできない特徴が盛り込まれており、KDDIとLGのちょっとした「やさしさ」が感じられる製品となっています。


価格が安ければ、2台目、3台目の予備スマートフォンとして持つのも面白そうなほどです。 LG it LGV36

このLG it、グローバルで販売中の「K9」シリーズがベースモデルとなります。アメリカではキャリアモデルとして、プリペイド向けにも投入されています。
コスパ重視のベーシックスマートフォンですが、LGの製品らしく各所の造りはしっかりしており、安っぽさは感じられません。このあたりは大手メーカー品ならではの安心感があります。

LG it LGV36

なお背面の電池カバーは交換できますが、グローバルモデルはLGのロゴ入り。一方LG itは「LG Electronics」の表記という違いがあります。

LG it LGV36

ちなみにグローバルのK9とLG itを比較してみると、細かいスペックに差はありますが、本体のサイズはほぼ同じです。側面ボタンの位置などはK9もLG itも変わらずで、ケースや保護フィルムなどは海外販売品も流用できそうです。

LG it LGV36

一方で違いがあるのが、本体カラー。LG itはターゲット層を考えてか、メタリックレッド、パールホワイト、モロッカンブルーの3色展開となります。

LG it LGV36

K9は販売国でいくつかのカラーがありますが、日本にはないゴールドモデルもあります。またブルーモデルは、色こそほぼ同じモロッカンブルーですが、K9のほうは表面に細かい凹凸をつけて滑り止めとするとともに、マットな仕上がりとしています。

LG it LGV36

さて、格安機とみられがちなLG itですが、昨今のスマートフォンには見られない、細かいこだわりもあります。特筆すべきは、背面カバーのみならず、電池も交換できる点。1年くらい使い続けていて劣化しても、気軽に電池を交換できるわけで、昨今のスマートフォンでは貴重です。

またカバーを外してカメラや電源ボタン周りを見ると、背面カバーと同じ色に仕上げられていることがわかります。3色のカラバリは、背面カバーだけ色を変えているのではなく、本体側も色を変えているんですね。こういった細かいこだわり、筆者は好きです。

LG it LGV36

なので背面カバーを交換すればこんな風に、ちょっとしたアクセントを効かせたイメージに変えることもできます。しかしKDDIは、背面カバーを別売する予定はないでしょう。最近のスマートフォンにはない背面カバー交換式だけに、可能であれば補修パーツとして購入できるようにしてほしいところです。

LG it LGV36

なおK9のカバーをはめてみましたが、そのまま装着できました。こちらはK9のゴールドカバーと、LG itのメタリックレッドの生み合わせ。どことなくチャイナチックですが、こんなことができるのもカバー交換式のいいところですね。

LG it LGV36

LG itを触っていると、昔のスマートフォンはこれくらいのサイズで、カバーや電池も交換できたよな、という懐かしさを感じるとともに、それはそれで普段使いに便利だったことを思いだします。
LG itに目立った機能はありませんが、こうした当時のノリで使えるため、日用品や文房具のように、毎日使っても飽きが来ることはないでしょう。

このあたりが気になった方には、ぜひチェックしてほしいモデルです。

LG it LGV36
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