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ついに日本でも発売開始!ボール型ロボットSpheroの最上位モデル「BOLT」がおもしろい

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ボール型ロボットシリーズの最上位にして最新版がついに登場しました。その名も「Sphero BOLT」。

球型でスケルトンボディーである点は2017年に発売された「SPRK +」と共通していますが、BOLTには磁気センサーや赤外線センサーなど、これまでのSpheroシリーズにはなかった機能が備わっています。最大の特長は8×8のLEDドットスクリーンが搭載されたこと。


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▲「Sphero BOLT(スフィロ ボルト)」。10月19日発売、参考価格1万9310円(税込)

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BOLTの主な特長は、上記の通り。これまでのジャイロスコープと加速度計に加えて、新たに赤外線送受信装置、方位センサー、光センサーが搭載されています。

さらに、これまでの駆動時間が1時間だったのに対し、BOLTでは2時間超と倍以上になった点も非常に重要です(ただし、フル充電までには従来の3時間から倍の6時間がかかります)。

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BOLTに搭載されている、縦横に8個ずつ並んだドットスクリーンは、専用のプログラミングアプリでドットごとに色の指定が行えます。もちろん、図形だけでなく、ひらがなや数字などを表現することも可能です。




BOLTのユニークな動きを動画にまとめてみました。LEDドットスクリーンがハート型に点滅して「エンガジェットです」と話したり、通信機能を使って数台のBOLTが追いかけっこしたりと、シンプルなボール型ロボットながら、工夫次第で様々な遊び方ができそうです。

10月19日に東京のTEPIA先端技術館で開催されたメディア向け説明会では、BOLTの製品概要のほか、「Sphero Edu」を使った日本における教育での活用方法などが紹介されました。

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説明会に登壇した、Sphero社CTOのジョン・キャロル氏。Spheroシリーズの製品やアプリの開発リーダーを務め、現在は最高技術責任者として開発チームを率いています。

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「Sphero Edu」とは、Spheroシリーズを活用したロボット、アプリなどの総称。すにに日本やアメリカをはじめとした世界中の学校で授業にSphero Eduが取り入れられています。

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Sphero Eduを活用した授業例として、迷路や座標を使った算数/数学の取り組みが紹介されていました。ジョーン氏は、「Spheroを使った迷路は、単純ながら人気のあるコンテンツです。遊びながら、数学や算数が自然に身についていきます。世界中のアップルストアでもワークショップにSpheroが活躍しています」と、世界各国における活用例を解説しました。

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ジョン氏に続いて、情報通信総合研究所の平井総一郎氏が登場。平井氏は文科省のICT教育アドバイザーとして、全国の学校や自治体でSpheroを活用した実践授業や指導を行っているSpheroプログラミング教育の第一人者でもあります。

平井氏は、「現代の日本では、一人一人が力を持っていかなければいけない」とし、その第一歩としてして教育を変える必要があると説明。そして、教育を変える有効的な手段がプログラミングであると、その必要性を力説しました。

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平井氏は、「SPRK+やBOLTは、完全防水かつ壊れにくい。これは多数の子ども達が使う学校においては、とても重要。また、充電方法も非接点式のため、一台ずつ電源コードに接続する手間も省けます。さらに、BOLTはバッテリーも2時間もち、LEDドットスクリーン、磁気や光センサーもついたことで、応用も広がり、中学校でも活用できます」と、BOLTを教育で使う利点を解説しました。

BOLTBOLT

Spheroシリーズは算数に限らず、理科や図工、音楽など、様々な教科で利用できるとして、様々な授業の実践例が紹介されました。

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平井氏は最後に、「日本の学びをプログラミングが変える」として、BOLTを授業などで活用することにより、学校の学びが変わっていくことを期待したいと結びました。

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▲BOLTを一度に15台充電できるキャリングケースは、学校での授業や、ワークショップなどで活躍します。SoftBank SELECTIONオンラインショップから発売予定

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Spheroシリーズの中でも、安価で手のひらにおさまるコンパクトサイズの「スフィロ ミニ」は、家庭向けのプログラミング教材としても人気です。Amazonが毎年発表している「知育・学習玩具大賞」の部門賞を受賞しました。こちらは、Apple Storeだけで販売されている限定色です。
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