▲本体と充電台
▲本体下面
「Botvac D5 Connected」は自立して床面を清掃してくれるロボット掃除機。上部に周囲の部屋をマッピングするレーザーセンサーを搭載しており、部屋の間取りをしっかり認識した上でくまなく掃除を行います。
▲これは専用アプリ「Neato」で確認できる「掃除のサマリー」。左下は階段に続くのですが、踏み入れていないのに離れている壁をレーザーセンサーが認識しているのがわかります。また左上は机や椅子などがあり侵入できないため掃除されていませんが、部屋の大まかな形は認識されています
ほかのロボット掃除機と同じように、「Botvac D5 Connected」もセンサーで部屋の形を認識したあと、まずは外周を掃除。そのあと部屋の中央をくまなく清掃していきます。実際にどのように掃除を行なうかは動画でご覧ください。
▲家具などで部屋の形が不定形でもしっかりと外周を沿って走行し、柱などがある場合にはその周囲を回って念入りに掃除しています。充電台に戻る際にお尻を振る仕草が可愛いですね
「Botvac D5 Connected」は底面に「落下センサー」が内蔵されており落下を回避しますが、万が一の事故を避けるため侵入を禁止する磁気テープが同梱されています。上の動画では「姿見」の下に入って動かしてしまうことがあったので、その前に磁気テープを貼りました。ほかにも階段の前や、巻き込んでしまう可能性があるケーブル類の周囲に磁気テープを貼っています。
磁気テープの見た目がちょっと無骨ですが、気になる方はその上から床の色に合わせたテープなどを貼るとよいでしょう。
▲階段から落下したら「Botvac D5 Connected」が壊れるだけでなく、家の壁などにも大きな傷が入りそうなので磁気テープを真っ先に設置。磁気テープの厚みは数ミリなので、階段の上り下りでジャマになることはありません
▲ケーブルを巻き込むこと自体は構わないのですが、その先につながるノートPCなどが落下したら(金銭的な)ダメージがでかすぎるので、念入りに磁気テープを貼りました
メンテナンス性は良好です。天面からダストボックスを取り外せるので、なかにたまったホコリやゴミを捨てたのち、フィルターを清掃するだけ。ワタシは玄関横のゴミ箱にホコリやゴミを捨てたあと、フィルターに息を吹きかけてこびりついている小さなホコリを吹き飛ばしています。
▲3回ほど動作させると結構なホコリがたまりますが、ブラウザークラッシャー並みに汚い絵面なので自重しておきます。一応言葉で補足しておくとフィルター側にホコリやゴミが集中して付着しますね
▲「Botvac D5 Connected」には底面のブラシを清掃するための「清掃ツール」が付属しています。クシ部とカッター部で効率的に絡みついた糸くずや髪の毛を除去可能です
個人的には動作音がそれほど大きいとは感じなかったので、「Botvac D5 Connected」が掃除していても本を読んだり、仕事をしたりできますが、さすがにテレビなどを観ているときにはわずらわしく感じます。
そんなときはスマートフォンから遠隔で掃除を実行させる機能が便利。iPhoneとApple Watchを使っていれば、Apple Watchから掃除をスタートさせ、その結果も受け取れます。もちろん任意の曜日、時間に自動的に掃除させることもオッケーです。
▲ワタシの家の場合は大体30分弱で掃除が終了します。というわけで自宅に着く30分以前にスタートすれば、帰宅時には部屋の掃除が終わっているわけです
▲Apple Watchで掃除の実行と、掃除サマリーの受信が可能。無意味に掃除を繰り返したくなってしまいます
いま我が家では、ワタシの仕事部屋のある2階で「Botvac D5 Connected」を使っていますが、3部屋の掃除にかかる時間は24~27分。スティック型掃除機なら10分もかかりませんが、10分といえども毎日掃除する気にはなりません。その点「Botvac D5 Connected」なら数日に1回たまったゴミさえ捨てていればフルオートで掃除できるのですから、毎日掃除するのがまったく負担にならずに、綺麗な状態を保てます。
「Botvac D5 Connected」が人間を堕落させる機械であることは間違いありません。しかし2階だけでなく1階にも導入したくなりました。
▲ロボット掃除機って超可愛いです。10日使っただけで、自分のなかに愛情が芽生えていることに気づきました
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