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韓国サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S10」について、フロントカメラのディスプレイ内蔵や上下ベゼルの大幅縮小、そして「5G」通信対応モデルの投入が海外にて報じられています。


Bloombergの報道によれば、Galaxy S10のスタンダードモデル「コードネーム：Beyond」のフロントカメラはディスプレイに見える形で内蔵。これによりカーブ有機ELディスプレイの上下ベゼルがほとんどなくなり、真のベゼルレスデザインが実現できるとしています。また、本体サイズは「Galaxy S9」とほぼ同一になるようです。

また以前にも報じられていたように、ディスプレイ指紋認証機能も利用できるとのこと。背面にはトリプルカメラを搭載するも、イヤホンジャックは廃止。搭載OSは最新の「Android Pie」で、5G対応モデルの米ベライゾンへの提供も予定されています。

なおGalaxy S10では3モデルが投入され、下位モデルは「廉価版」として登場。こちらではカーブディスプレイやディスプレイ指紋認証機能は搭載されません。さらに、上位モデルの「Plus」も投入されるとしています。



サムスンによるフロントカメラのディスプレイ内蔵化は、以前にも「2020年以降に製品が登場する」との噂が登場していました。これが来年初頭に登場するであろうGalaxy S10に搭載されるとすれば、サムスンはかなりその開発ペースを速めていることになります。

一方、中国勢のOPPOも2019年にフロントカメラをディスプレイに内蔵した「R19」を投入するとの情報もあります。スマホデザインを大幅に変えるであろう同機構をどのメーカーが最初に実現するのか、今後の動向が楽しみですね。