4K対応のFire TVといえば従来、四角い本体にHDMIケーブルが伸びていたほうですが、Fire TV Stick 4Kの発表に伴いそちらは販売終了となり、4K、非4KともFire TV Stickとなりました。
出力はFire TVと同じく2160p、1080p、720pで最大60fpsをサポート。HDR10に加えて、あらたにDolby Visionにも対応しています。もちろん、オーディオはDolby Atoms対応です。
6月に行われたWWDC 2018では、Apple TV 4KのDolby Atoms対応が発表されました。Dolby Visionへの対応とあわせて、Fire TVへの優位性がアピールされていましたが、Fire TV Stick 4Kでは早速その点をキャッチアップした形です。
またFire TV Stick 4Kは、国内では初のAlexa対応のFire TVでもあります。海外版のFire TVシリーズは早々にAlexaに対応していましたが、国内では未対応でした。Fire TV Stick 4Kでは、Alexa経由で映画やTV番組の検索を行えるほか、天気の確認など、普通にAlexaの機能を利用できます。
なお、付属の音声認識リモコンは、国内未発売のFire TV Cubeに付属するのと同じもの。IR対応のテレビやサウンドバーなどAV機器を操作できる機能を備えます。
主な仕様は、1.7GHzクアッドコアプロセッサー、8GBストレージ。802.11a/b/g/n/ac WiFi(2.4/5GHz)、Bluetooth 4.2/5.0 LE。サイズは4KでないFire TV Stickよりもひと回り大きく、99 x 30 x 14 mm。
発売日は米国では10月31日、日本では12月12日。価格はFire TVよりも安く6980円。現行型Fire TV Stickより2000円高いだけなので、迷うようなら4K対応のほうを買っておけば間違いはなさそうです。
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